白衣を着た医療スタッフ4名が談笑している様子

事例紹介

他院と差がつく!クリニック制服のデザイン・機能・導入事例を徹底解説

クリニックの制服・ユニフォームは、ただの作業着だと思われがちですが、実は患者さまに与える第一印象を左右する、とても大切な存在なんです。信頼感や安心感を感じてもらうきっかけになったり、スタッフのみなさんのモチベーションやチームの一体感を高めたりする役割もあります。

今回は、クリニックの制服を選ぶときのポイントや、私たちUNIX TOKYOがご提供している医療用ユニフォーム、そして実際に導入いただいた事例をご紹介します。

「そろそろ制服を見直そうかな」「うちのクリニックに合うユニフォームがなかなか見つからなくて…」とお悩みの方の参考になれば嬉しいです。

制服は“クリニックの第一印象”と“信頼感”を左右します

ピンクやベージュのユニフォームを身につけた女性の医療従事者複数名が会話している様子

医療の現場で、制服・ユニフォームはどのような役割を持っているのか、考えたことはありますか?

制服はスタッフのみなさんにとって、気持ちを切り替えるスイッチのようなものです。同じ服を着ることで、チームの団結力や協調性が自然と高まることもありますよね。

また、患者さまにとっては、スタッフのユニフォームが無意識に安心感や信頼感につながっていることも多いのです。

そのため、制服・ユニフォームはクリニックの第一印象を左右し、クリニック全体の雰囲気づくりに欠かせない存在と言えます。

クリニックの制服について、こんなお悩みはありませんか?

グレーのスクラブを身につけた医療従事者が歓談する様子

これまでさまざまなクリニックの方々とお話をさせていただく中で、このようなお悩みを伺ってきました。

「市販のユニフォームだと、どうしても他のクリニックと似たデザインになってしまう」

「動きやすさや清潔感を重視すると、なかなかおしゃれなデザインは見つからない」

「クリニックの雰囲気や診察科に合うデザインがなかなか見つからない」

「スタッフの体型や性別に配慮したものを用意するのが難しい」

こうしたお悩みは、患者さまに与える印象や、スタッフの働きやすさにも直結しますよね。

私たちUNIX TOKYOは、そうしたお悩みを一つひとつ解消できるよう、それぞれのクリニックごとの課題に丁寧に向き合い、クリニックに合ったユニフォームづくりをお手伝いしています。

クリニックの制服選びのポイント

広げて置かれているネイビーとブラウンのクリニック制服

「制服は清潔感があれば十分」と思われがちですが、患者さまに与える印象やスタッフのモチベーションにも影響するので、できるだけクリニックに合ったものを選びたいですよね。そこで、クリニックの制服選びで特に大切なポイントを4つご紹介します。

①他院との差別化ができる“オリジナリティ”

制服にクリニックの個性や理念を反映することで、患者さまの記憶にも残りやすくなります。

②機能性とデザイン性の両立

動きやすさ、耐久性、洗濯のしやすさといった機能面はもちろん、見た目にも清潔感や上品さを感じられるデザインであることが理想です。

③視認性・ジェンダー配慮も大切に

スタッフの役割がすぐわかる色分けや、どんな体型・性別の方でも快適に着られる工夫も必要です。

④クリニックの雰囲気との調和

ナチュラルでやさしい印象や、スタイリッシュで洗練された印象など、クリニックのコンセプトに合うデザインにすることで、統一感のある空間が生まれます。

ただの作業着ではなく、クリニックの「ブランドの一部」として考えることが、クリニックの制服選びではますます重要になっています。

UNIX TOKYOの医療用ユニフォーム

グレー、ネイビー、ボルドー、ブラウンのクリニック制服と白衣がハンガーにかかっている

私たちUNIX TOKYOでは、医療現場の多様なニーズにお応えするため、「フルオーダー」と「セミオーダー」、2つのユニフォーム制作プランをご用意しています。

フルオーダー:自由に設計できるオリジナルユニフォーム

  • ・デザイン、素材、カラーまで自由に設計
  • ・診療科目や職種ごとに色分けすることで、視認性を高めることも可能
  • ・リブランディングや新規開院を検討されているクリニック様に特におすすめ
  • ・導入後の運用や再注文、リサイクルまで、一人の担当者が一貫してサポートいたします

セミオーダー:既製品を活かしたベーシックなデザイン

  • ・ユナイテッドアローズ監修のメディカルウェア「ID UNITED ARROWS」を採用
  • ・すぐに着用できる基本アイテムから、数量・サイズをお選びいただくだけ
  • ・短納期でもスタイリッシュな印象を演出したいクリニック様に最適です

フルオーダーは自由度が高く、セミオーダーは導入のしやすさが魅力です。どちらも、医療現場の“今”に寄り添ったプランとなっております。ご予算やご希望に応じて、最適な方法をご提案いたしますので、どうぞご相談ください。

ユニフォーム制作の流れ

白衣を着せているトルソー

「ユニフォームを新しくしたいけれど、何から始めれば良い?」 というお声もよくいただきます。UNIX TOKYOでは、ご相談から納品までわかりやすく丁寧にサポートしています。

フルオーダーの場合(納品まで:約6ヶ月)

  1. ヒアリング:まずはお客様と対話しながらユニフォームに求めるご要望やお客様のことを理解していきます。その中でお客様が本当に解決したいことを考えます。
  2. デザイン提案:クリニックのあるべき姿をデザインで表現し、クリニックらしさが際立つオリジナルユニフォームを提案します。
  3. サンプル制作:決定したデザインをもとにサンプルを制作し、実際にご試着いただいて見た目の印象や着心地、強度などを確認します。
  4. 採寸:採寸用サンプルによりスタッフのみなさんお一人おひとりのサイズを確認し、調整していきます。
  5. 量産:国内または海外の工場にて生産し、最終検品まで行います。
  6. 納品:お客様のもとへお届けします。追加生産のタイミングで新たなご要望などを反映することも可能です。

セミオーダーの場合(納品まで:約4ヶ月)

  1. ヒアリング:まずはお客様と対話しながらユニフォームに求めるご要望やお客様のことを理解していきます。その中でお客様が本当に解決したいことを考えます。
  2. デザイン提案:クリニックのあるべき姿をデザインで表現し、クリニックらしさが際立つユニフォームを提案します。
  3. 量産:国内または海外の工場にて生産し、最終検品まで行います。
  4. 納品:お客様のもとへお届けします。追加生産のタイミングで新たなご要望などを反映することも可能です。

どちらのプランでも、経験豊富な専任スタッフがサポートいたしますので、初めてのユニフォームづくりでも安心してお任せください。

実際に導入いただいたクリニック事例

これまでUNIX TOKYOが手がけてきたクリニックのユニフォームの事例をご紹介します。

① 医療法人社団 心和会

ブラウンのジャケットと白いパンツ、白いブラウスと白いパンツの制服を身につけているクリニックスタッフの女性

千葉県にある八千代病院を中心に、10の病院・施設を運営される医療法人社団 心和会。患者さまや利用者の方にとって心が和む環境を大切に、空間や食事などにおいても細やかな心配りをされていらっしゃいます。

その取組みの一つとして、利用者の不安を和らげるユニフォームを制作したいとお問い合わせをいただき、こちらの制服の導入がスタートしました。

一般的に医療機関で着用されているような白いセットアップやスクラブではなく、一見すると看護師らしくない方が受診時の不安を和らげることができるのではないか、とのお話から制服のコンセプトを導きました。

白とブラウンの配色に、ノーカラーやラウンドカラーのデザインを掛け合わせた優しい印象を与えるトップス。

こちらにベーシックなパンツを合わせる2種のユニフォーム。

現在では、導入当初の配色に加え、開業される度に施設に合わせて異なる配色の制服を導入していただいています。

職種の特性に合わせた制服をお作りするケースが多い中、固定概念に囚われず、あえて看護師らしさをなくしたものを制作しました。機能性はもちろん、制服が与える印象を重視したフルオーダーの事例です。

②JIADS

胸元に刺繍のロゴが入ったボルドーのスクラブ

歯科治療向上のための研究機関であるJIADS。こちらで使っていただくメディカルウエアもまた、UNIX TOKYOがお手伝いしています。経験豊富な講師による、歯科医の育成や技術向上のための研修の数々は、これまで8000人以上の歯科医師に受講されています。

この研修の際に手渡されるのが、ロゴ刺繍入りのスクラブです。安定感を感じさせるボルドーのスクラブを選んでいただきました。

医者にとっての制服でもあるメディカルウエアを作るにあたって大切にしているのは、「扱いやすさと着やすさ」。毎日使うものだからこそ、耐久性があり乾きやすく、仕事中の快適性を追求したウエアを提供しています。

こちらのスクラブはID UNITED AWWROWSにて取り扱っております。

クリニックの制服選びに役立つ豆知識

グリーンの制服を身につけたクリニックのスタッフ2人

ユニフォームを現場で長く、快適にご使用いただくために、ぜひ押さえておきたいポイントをご紹介します。

生地について

ストレッチ性や通気性、防汚加工の有無などが、着心地や耐久性に大きく影響します。

色の印象

色によって患者さまに与える心理的効果も異なります。

  • :清潔感、信頼感
  • ネイビー:冷静さ、落ち着き
  • ピンク:優しさ、親しみやすさ

患者さまの年齢層や診療内容に応じて、カラーを選ぶのもおすすめです。

デザインの工夫

ポケットの位置や袖の形状など、細かな部分にこだわると業務の効率に直結します。現場の声を取り入れることで、使い勝手が格段に良くなりますよ。

よくあるご質問

Q. ユニフォームについて相談したいのですが、費用はかかりますか?
A. ご相談はすべて無料で承っております。ご相談フォームまたはお電話にてお気軽にご連絡ください。

Q. フルオーダーした場合の価格はどれくらいですか?
A. アイテム、デザイン、素材、オーダーする着数によって異なります。まずはお気軽にご相談ください。

Q. 既製品のカタログはありますか?
A. 既製品の白衣やスクラブを販売しているID UNITED ARROWSのメディカルウェアカタログをご用意しております。ご希望の方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。

Q. リース契約は可能ですか?
A. リース会社のご紹介の他、既にご契約されている会社へ販売し、リース契約を結んでいただくことも可能です。

まとめ

制服を変えることは、単なる“衣替え”ではなく、クリニックの雰囲気や印象をリニューアルするきっかけになります。

患者さまに安心感を与え、スタッフのみなさんのモチベーションを高める、そんな一着を、私たちと一緒につくってみませんか?

「まずは話だけ聞いてみたい」というご相談でも大歓迎です。どうぞ、お気軽にご連絡ください。