制作実績|HOTEL・BRIDAL

WITH THE STYLE FUKUOKA

制作アイテム
ジャケット、ベスト、パンツ

博多駅から徒歩5分という都市の中心にありながら、アメリカ・パームスプリングスを思わせる非日常的な空間が広がるアーバンリゾートホテル「WITH THE STYLE FUKUOKA」。開放感あふれる吹き抜けのロビーや、ミッドセンチュリー家具を配した洗練されたインテリアの中で、訪れる人々に特別なひとときを提供しています。

今回のリニューアルにあたり、空間と調和する新たなユニフォームが求められました。特に、レストランと宿泊フロントが近接しているという空間構成から、両部門に一体感を持たせることを目的にデザインを統一する提案を行いました。
ユニフォームの種類を絞ることで管理の効率化も図りつつ、リゾートホテルらしいリラックス感と上質さを両立させています。

女性用はベストとパンツの組み合わせで、涼しさを確保しながらも肩を隠す仕様とし、露出を控えた上品な印象に。
男性用はベージュのセットアップで、フォーマルさを保ちつつも堅苦しさを感じさせない筒袖ジャケットとセミワイドパンツのワイドなシルエットを採用。夏場にはジャケットを脱いでも、シャツイン・アウトどちらでもバランスよく着こなせる設計としました。

婚礼サービススタッフのユニフォームも、今回のリニューアルにあわせて一新しました。
1階のフロントやレストランとの統一感を大切にし、ベージュのシャツに足さばきの良さで高評価をいただいているタブリエを組み合わせています。カフスにほどよいボリュームを持たせ、全体を引き締めるパイピングの配色を効かせるなど、細部にまでこだわったデザインが、洗練されたバランスを実現。既製品にはない、オーダーメイドならではの“ちょうどいい”一着が、ホテル全体の美意識と調和しながら、サービスの質も引き立てています。

全体としてリゾートホテルらしいゆとりのある佇まいを保ちながら、空間やサービスと調和するユニフォームが完成し、実際に現場で働くスタッフからも「動きやすくて快適」といった声が上がっています。空間と人が自然に一体となるこの新しい制服は、WITH THE STYLE FUKUOKAのブランド体験をさらに豊かに彩る存在となっています。

WITH THE STYLE FUKUOKA
WITH THE STYLE FUKUOKA
WITH THE STYLE FUKUOKA
WITH THE STYLE FUKUOKA
WITH THE STYLE FUKUOKA

制作担当者

平川 友理

ユニフォーム会社ではありますが、私自身の接客業の経験を活かし、
お客様が気負わず本音をお話しできるような、親しみやすい関わり方を大切にしています。
制服の打ち合わせにとどまらず、その先にある思いや課題まで一緒に解きほぐしていければと考えています。